DERDIAN2017.04.14

Line-Up:
エンリコ・ピストレーゼ (Guitars & Backing Vocals)
マルコ・ガラウ (Keyboards)
ダリオ・ラダエッリ (Guitars)
サルヴァトーレ・ジョルダーノ (Drums)
マルコ・バンフィ (Bass Guitars)

Discography:
2001 Revenge (Demo)
2003 Incitement (Demo)
2005 New Era Pt. 1
2007 New Era Pt. 2 – War Of The Gods
2010 New Era Pt. 3 – The Apocalypse
2013 Limbo
2014 Human Reset
2016 Revolution Era

Biography:
劇的なメロディをもって激しく疾走する独特なメロディック・パワー・メタルを長年に亘り提示し続け、ファンとの確固たる信頼関係を築き上げているイタリアのDERDIAN。全世界から豪華ゲスト・シンガーを迎え、初期3枚のアルバムから代表曲をリレコーディングしたスペシャル・アルバム「Revolution Era」をリリースしようとしている。

DERDIANは1998年、イタリアはミラノにてエンリコ・ピストレーゼ<g>とマルコ・コヴェッリ<ds>が中心となって結成された。結成当初はMETALLICAやMEGADETHなどスラッシュ・メタルのカヴァーをしていたが、オリジナルの楽曲を書き出す頃になると、音楽スタイルをよりメロディックでファンタジックなパワー・メタルの方向へとシフトさせていく。このスタイルの変化も影響してラインナップは流動的であったものの、2001年、まず名刺代わりとなる5曲入りのデモ 「Revenge」をリリースする。その後もメンバーの脱退・加入が相次ぎながらも、国内でいくつかライヴも行なってバンドの生の姿をファンに提示すると共に曲作りを進めたバンドは、2003年、新曲3曲とタイトル曲のライヴ・ビデオを収録したデモ 「Incitement」をリリースする。なお、この間にもオリジナル・メンバーのマルコが脱退するなどラインナップに変更があり、最終的にはエンリコ以外のメンバーは、サルヴァトーレ・ジョルダーノ<ds>、マルコ・ガラウ<key>、マッシモ・サンジョルジ<g>、クリスト<b>、ジョー・カジアネッリ<vo>という前デモ発表時から一新されたものとなった。

その後もベーシストが交代したり、ギタリストのマッシモがバンドを離れ、後任にダリオ・ラダエッリを迎えるなどメンバー・チェンジはあったものの、数多くのライヴを行ない曲作りを進めたバンドは、地元イタリアのレーベル『Steelheart Records』と契約を締結。翌2005年2月から3月にかけてデビュー・アルバム「New Era Pt. 1」は世界発売されることとなった。疾走感溢れる劇的な展開を持ったメロディック・パワー・メタルを満載したこのアルバムは、特に輸入盤国内仕様で流通された日本では好セールスを上げ、イタリアから新たに登場したメロディック・パワー・メタルのヒーローとして多くのファンを獲得することに成功した。

アルバムのリリース後、ライヴ活動も行ないながらMySpace等でも大々的にプロモーションを行なうと、このイタリアの若き新星は、かのマイク・ポートノイやジョーダン・ルーデスらも所属するアメリカのレーベル『Magna Carta』の目に留まるところとなり、同レーベルと新たに契約が締結された。こうしてセカンド・アルバム「New Era Pt. 2 – War Of The Gods」は2007年8月にアメリカで、続いて9月にはヨーロッパ、そして12月にはここ日本でもリリースされた。英雄と悪者が群雄割拠する神話の世界をテーマにし、プロダクション面においても前作からの着実な成長を見せたこのアルバムは、多くのファンを喜ばせることとなった。メンバーの個人的事情なども重なり活発な活動はできなかったものの、単発でライヴ活動を行なったバンドは同時にじっくりと曲作りも行ない、次なるアルバムに向けての準備も着々と進めていった。途中、ベーシストがマルコ・バンフィに交代したが、2010年3月にはサード・アルバム「New Era Pt. 3 – The Apocalypse」をリリース。ファンが彼らに求めるサウンドを高いレベルで実現させたこのアルバムもまた、世界中で好評を博し、これまで築き上げてきたファンとの理想的な関係をより確固たるものにしていった。そして同年4月にはルーマニアの『Rockin Transilvania Open Air Festival』にも出演、新たなファンの獲得にも成功した。

ラインナップも落ち着き、国内でのライヴの本数も増えていくなど、活動が軌道に乗るかに思われたバンドであったが、ベーシストのマルコが脱退したのに続き、これまでバンドの顔としてシンガーを務めたジョーまでもが脱退してしまう…。『Magna Carta』との契約が終了したこともあり、活動が暗礁に乗り上げてしまうかと思われたが、オリジナル・メンバーであるエンリコはじめメンバーのDERDIANに対する決意は固く、新たにルチアーノ・セヴェルニーニ<b>を迎え入れると、シンガー不在のまま曲作りを継続して次なるアルバムの準備へ入っていく。そして2012年10月、これまでIRON MAIDENのトリビュート・バンド、HOLY SMOKERSなどで活動していた若きシンガー、イヴァン・ジャンニーニの加入を発表。新たな血を導入して勢いをつけたバンドは、本格的にニュー・アルバムの制作に突入していった。レーベルの後ろ盾がない中、全て自分達の手で制作を進めたこの通算4枚目となるアルバムは「Limbo」と名付けられ、2013年3月、自主制作という形で発表された。イヴァンの力量を最大限活かしたDERDIANならではのスピーディなメロディック・パワー・メタルを満載したこのアルバムは、かねてよりバンドと交流があり、DREAMSTORIAやMinstreliXなどでも活躍する日本のメロディック・メタル界有数のシンガー、Leo Figaroをゲストに迎えたアニメ『聖闘士星矢』のテーマ曲のカヴァーをボーナス・トラックとして追加収録、同年7月にSPIRITUAL BEASTから日本発売されると、彼らの復帰を待ち望んでいたファンに大歓迎で迎えられた。

アルバムのリリース後、単発ながらSECRET SPHEREらと共演するなどライヴ活動を通じてアルバムのプロモーションを行なったバンドは、並行して次作のための曲づくりを開始すると、2013年末には早くもレコーディングを開始。「Human Reset」と名付けられたこのアルバムは、前作同様ダニーロ・ディ・ロレンゾがミックスとマスタリングを担当して完成。前作の日本発売からわずか1年後の2014年7月、ボーナス・トラックを1曲追加収録してSPIRITUAL BEASTよりリリースされた。アルバムのレコーディング後にベーシストのルチアーノが脱退したものの、バンドは前任者のマルコ・バンフィを呼び戻すと、地元イタリアの『Metal Possession III』 (ULTRA-VIOLENCE etc)や『Total Metal Festival』 (KREATOR, ANNIHILATOR, BEHEMOTH etc)、チェコの『Made Of Metal』(AMORPHIS, TURISAS, TWILIGHT FORCE etc)に出演、積極的なプロモーション活動を展開した。

その後、次なるアルバムは初期3作からの代表曲をリレコーディングしたアルバムであることが発表されたが、レコーディングを進める中でシンガーのイヴァンが脱退。バンドはニュー・シンガーのオーディションを行なう一方で、このアルバムを全世界のメロディック・パワー・メタルのシーンから有数のシンガーをゲストとして招いたスペシャルなアルバムにすることを決定。RHAPSODY OF FIRE, ANGRAのファビオ・リオーネを始め、PRIMAL FEARのラルフ・シーパーズ、ROYAL HUNTのD.C. クーパーら、豪華ゲストが参加、バンドの代表曲に新たな息吹を吹き込んだこの「Revolution Era」は、2016年6月、世界と時を同じくしてSPIRITUAL BEASTよりリリースされる。

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