ARIDA VORTEX2020.07.22

Line-Up:
Evgeny Epishin – エフゲニー・エピシン (Vocal)
Roman Guryev – ロマン・グリエフ (Guitars, Backing Vocal)
Vadim Sergeev – ヴァディム・セルゲーエフ (Drums)
Alexander Strelnikov – アレクサンドル・ストレル二コフ (Guitars, Backing Vocal)
Alexander Fedonin – アレクサンドル・フェドニン (Bass, Backing Vocal)

Discography:
1998 Diamond (Demo)
2001 Demo (Demo)
2003 Evil Sorcery
2006 Flames of Sunset
2011 Invisible Tension
2013 Аве, рок!
2014 Hail to Rock
2015 The Illustrated Man
2015 Upside Down (EP)
2016 Wild Beast Show
2018 Small Toy Soldier (EP)
2020 Riders of Steel

Biography:
1998年、ロシアのモスクワにてARIDA VORTEXは結成された。同年に5曲入りのファースト・デモ「Diamond」を発表。2001年には8曲入りのデモを発表。そして結成から5年後の2003年、ファースト・アルバム「Evil Sorcery」を完成させ、ロシアのレーベル『CD-Maximum』からリリース。2006年5月にセカンド・アルバム「Flames of Sunset」を前作同様『CD-Maximum』からリリースする。前作発表から5年後の2011年、新たにロシアのレーベル『Metalism Records』と契約を交わし、10月にサード・アルバム「Invisible Tension」を500枚限定で発表。2013年には4枚目のアルバム「Аве, Рок!」を前作同様500枚限定リリースする。これまで歌詞は全てロシア語だったが、世界進出を考えて新たにロシアのレーベル『Sound Age Productions』と契約を交わし、歌詞を英語でリレコーティングして、翌年5月に「Hail to Rock」というタイトルでこのアルバムを再リリースした。これをきっかけにロシア以外の世界中のヘヴィ・メタル・ファンに彼らの名前が知られる事になる。翌年2月、6枚目のフル・アルバム「The Illustrated man」を発表。このアルバムはアメリカのSF作家レイ・ブラッドベリが1951年に発表した作品「刺青の男」を題材にしたコンセプト・アルバムとなっている。12月にはデジタル配信のみのEP「Upside Down」を自主制作にて発表。そして2016年11月に7枚目のアルバム「Wild Beast Show」を前作と同じレーベルから発表する。このアルバムは2017年にドイツのレーベル『Icewarrior Records』からもリリースされた。順調だったバンド活動だが、初期メンバーのアンドレイ “アンディ・ヴォルテックス” ロバシェヴ<vo>が脱退する。2018年に新たなヴォーカリストとしてエフゲニー・エピシンが加入し、3月にはEP「Small Toy Soldier」を発表。そして2020年4月、8枚目のフル・アルバムとなる「Riders of Steel」をリリースし、さらに8月のSPIRITUAL BEASTからの日本デビューも決定した。日本盤にはボーナス・トラックが2追加収録される。近年、BATTLE BEASTのロシア公演にゲスト出演するなどライヴ活動も積極的に行っている彼らだが、コロナの影響でライヴ活動を自粛せざるを得ない中、2021年のフェスティヴァルへの出演も既にいくつか決定しているとのことなので、来年以降の彼らの益々の活動に期待したい。

Website:
https://www.facebook.com/ARIDA.VORTEX.BAND/