EVIL INVADERS2017.04.15

Line-Up:
ニコ・ ビークウィルダー (Bass)
センヌ・ヤコブス (Drums)
サム・レメンス (Guitars)
ジョー (Guitars/Vocals)

Discography:
2009 D-emokill (Demo)
2012 Evil Invaders (EP)
2015 Pulses Of Pleasure

Biography:
NWOTHMシーンの切り札として圧倒的な存在感と個性を持ち、ここ日本でも『True Thrash Fest 2014』にて弩級のパフォーマンスで観衆を虜にしたベルギー出身のハイエナジー・スピード・メタル・バンド、EVIL INVADERS。誰もが待ち続けたファースト・フルレンス・アルバムが、遂に日本リリースと相成る。フロントマン、ジョー<vo/g>の天地をも切り裂くような唯一無二のハイピッチ・スクリーミング・ヴォーカルに、ファストかつテクニカルなキラー・リフの数々。カナディアン・メタル史に輝くスラッシュ・レジェンド、RAZORが1985年に生んだ名盤のタイトルから付けられたバンド名の示す通り、彼らは何者にも縛られなかった80年代メタル・シーンの如き無尽蔵のエネルギーで満ち溢れている。それでいてどこか洗練された現代的な風合いさえをも併せ持っているのだから、誰しもがEVIL INVADERSのサウンドを聴いた時には決まってこう口にするのだ。「いまだかつて、こんなバンドが存在しただろうか?」と。

EVIL INVADERSの起源は2007年。バンドの中心的人物であるジョーは当時16歳の生粋のギター・キッズで、従兄弟や友人達とジャム・セッションをするのが習慣だった。シンプルなブルーズから始め、徐々によりヘヴィで複雑なものにトライするようになっていく。BLACK SABBATHやSAXON、IRON MAIDEN、EXODUS、METALLICAらをコピーするようになっていくと、並行してそれらのバンド陣の影響を受けたオリジナル楽曲を書き上げていった。当時のラインナップは、ジョー、ギタリストのスタヴロス・コーケローレン、ドラマーのスピードフリーク・フレイという面々。残されたベーシストのポジションは、翌2008年に加入したボーナーによって補完された。

2009年には6曲入りのデモテープ「D-emokill」を発表。この時にはアランという名のベーシストにメンバー・チェンジしている。本作は2010年に『Murder Records』より333本限定で再リリースされており、B面にはベルギーで開催されたフェス『Bloody Roots Fest 2009』でのライヴ音源が収録された。

2013年2月、6曲入りのファーストEP「EVIL INVADERS」をベルギーの『Empire Records』から発表。この時のレコーディング・メンバーは、ジョーとアランの他、サム・レメンス<g>、センヌ・ヤコブス<ds>という、現在まで在籍する二人も揃っていた。バンド結成当初は、これといった目標も持たずただパーティに明け暮れていたというジョーだが、この頃を境に意識に変化が起こり始めた。「自分達が持っている可能性に気付いたんだ。一度EPをリリースしてみたら、扉は開き始め、より高みに進むためならあらゆるチャンスを掴み取りたいと思うようになった。」

こうしたバンドの想いに呼応するかのようにチャンスは訪れ、4月にはドイツで長い歴史を持つメタル・フェス『KEEP IT TRUE XVI』への出演が決まった。ヘッドライナーにWARLORD、POSSESSED、またLIEGE LORD、ANGEL WITCHといったベテラン勢からAIR RAIDのような気鋭の若手バンドまでが揃っていた。EVIL INVADERSはトップ・バッターでありながら、その爆発的エネルギーに満ちたパフォーマンスで大観衆を見事に熱狂させてみせる。自らも「これまでに最も成功したギグ」と振り返っている程だ。

シーンの中でも一際強烈なインパクトを放ったデビュ−EPの評判はここ日本にまでも飛来し、フルレンス未発表の国外バンドとしては例外とも言うべき、『True Thrash Fest 2014』出演のための来日を果たすことになった。類を見ない程にアグレッシヴで圧倒的なパフォーマンスは、すぐさまオーディエンスを熱き忘我の渦に叩き落とした。

帰国後の7月にはEXODUSがヘッドライナーを務めた『Antwerp Metal Fest』(ベルギー)、ANVIL、RIOT、WARLORDらが名を連ねた『Headbangers Open Air』(ドイツ)を始め、数々のフェスに相次ぎ出演。その勢いは留まる事を知らず、9月から10月にかけては、DESTRUCTIONのヨーロッパ・ツアーにLOST SOCIETYと並んでサポート・アクトに抜擢されるという大躍進を遂げる。11月から12月には全15箇所以上に及ぶヨーロッパ・ツアーをこなす傍ら、AT THE GATES、MORBID ANGELをヘッドライナーに迎えた『Eindhoven Metal Meeting』(オランダ)への参戦も果たした。

所謂NWOTHMムーヴメントの中でも頭一つ突出した存在感を放つEVIL INVADERSだが、並列されうる数々のバンドと比べても、ライヴに関しては圧倒的な場数を誇っている。コンスタントにギグをこなすことで認知度を上げ、確固たるステータスを築き上げつつある今、絶妙なタイミングでのリリースと言える今作「Pulses Of Pleasure」。先行公開された”Fast, Loud ‘n’ Rude”のオフィシャルMVは僅か一週間で17,000回再生を突破。ウェブジン『Metal Descent』の週間ヴィデオ・ランキングでは、BEHEMOTH、PANZERといった大御所を差し押さえて1位を獲得するなど、関心度の高さが明らかになった。なおレコーディング時のラインナップはジョー、サム、セーヌに加えニコ・ビークウィルダー<b>の4 名だったが、ニコが2014年のツアー終了と共に脱退。12月末には新たにマックスという名のベーシストが加入している。

かつてジョーは自らの音楽的ゴールについて尋ねられ、こう語っていた。「俺達が心から愛している音楽をもう一度返り咲かせることだ。好きだったバンドだって徐々に引退していくし、80年代の大御所達のように興味深いバンドなんてそんなに沢山は見かけない。IRON MAIDENやKREATOR、MERCYFUL FATEのリヴァイヴァル・バンドは常に生まれていても、この地球上に“本物”はそんなに多くないようだ。俺達は、80年代を回帰させて、他とは明確に違った、次世代に衝撃をもたらすアクトになりたいんだ。」
その言葉通り、“次世代”の“ 本物”という言葉が相応しい数少ないバンドの一つ、EVIL INVADERSのファースト・フルレンス・アルバムは、国内盤のみボーナス・トラック1曲を加えて、SPIRITUAL BEASTより3月にリリースされる。

バンドは、本作のリリースに併せてBLOODBOUNDとのカップリングツアーを敢行予定。約1ヶ月をかけてヨーロッパ8ヶ国、15以上にのぼる公演を行う予定となっている。

Websites:
http://www.evilinvaders.be/
https://www.facebook.com/evilinvaders