EXARSIS2017.04.15

Line-Up:
コスティス (Guitars)
クリス (Bass Guitar)
ニック (Vocals)
パナヨティス (Guitars)
アキレス (Drums)

Discography:
2010 Demo 2010 (Demo)
2011 3 Ways Of Thrashers (Split)
2011 Under Destruction
2013 The Brutal State
2015 The Human Project

Biography:
アメリカやヨーロッパ各国だけでなく、世界各地から続々と登場する新世代のバンドによるネオ・スラッシュ・ムーヴメントにおいて、真打ちとなるであろうバンド、EXARSIS。「これ以上オールドスクールにはなれない! ヴォーカルは初期VIO-LENCEを彷彿とさせる! 傑作だ!」(モーリス・スウィンクルズ/LEGION OF THE DAMNED) 「若くて速く、ブルータルでアグレッシヴ! この5人の無敵艦隊は目の前にあるもの全てを破壊しつくす! ギリシャの話になったら、危機の話は忘れてスラッシュを思い出してくれ!」(ニック/SUICIDAL ANGELS) 「正真正銘のヤバいスラッシュ・メタルで、俺が無条件にヘッドバンギングするバンドだ!」(カルロス/FUELED BY FIRE)など、数多くの先輩や同世代スラッシャーから称賛を集める高速スラッシャーが、約2年振りとなるサード・アルバムを発表しようとしている。

ギリシャはキアト出身のEXARSISの歴史は、クリス・P<b>とジョージ<ds>がまだ高校生だった2009年に遡る。まもなくクリス・T<g>を加え、敬愛するバンドのカヴァーをプレイし始めた彼らは、幾度かのメンバー・チェンジを経て、2010年2月にはパナヨティス<g>が、7月にはアレックス<vo>が加わってラインナップを完成、本格的な活動を開始する。9月にはWHIPLASHのカヴァーを含む3曲入りのデモ「Demo 2010」をレコーディング。名刺代わりとなるこのデモを携えてツアーも行なったバンドは、地元キアトだけでなく、アテネやテッサロニキ、コリントスなどといったギリシャの主要都市にも進出。持ち前のパワフルな高速スラッシュ・メタルを披露し、オーディエンスを魅了していく。

ライヴ活動と並行して曲作りも積極的に進め、フル・アルバムの制作に入ったバンドだが、まずは2011年3月、トルコのKASATURA、セルビアのNADIMACと共にスプリット・アルバム「3 Ways Of Thrashers」に参加、「Demo 2010」収録の2曲を提供して国内外のファンにその存在をアピールする。そして春過ぎまでにはデビュー・アルバム「Under Destruction」のレコーディングを行なう。ホーム・スタジオでレコーディング、ギタリストのクリス・Tがミックスからマスタリングまで手掛けるなど、D.I.Y.で制作されたこのアルバムは、同年夏には完成。バンドはROTTING CHRISTのサポートを務めるなどギリシャ全土でライヴを行ないながら契約を求めてレーベルを探すが、反応は芳しくなかった。業を煮やしたバンドは、無料ダウンロードという形でこのアルバムを発表することを決意する。なお、その後2012年夏になって、このアルバムはアテネを拠点とし地元のスラッシュ・メタル・バンドを支援するレーベル『Athens Thrash Attack』と『Eat Metal Records』との共同リリースという形で正式リリースされた。

その間も曲づくりを続けたバンドは、2012年6月には早くもセカンド・アルバムのレコーディングを開始する。セルフ・プロデュースにて制作した前作のプロダクション面の反省から、ニュー・アルバムは元ROTTING CHRIST, NIGHTFALLのギタリスト、ジョージ・ボコスとバンドとの共同プロデュースという形でレコーディング。ミックスとマスタリングは、同郷の様々なロック、ヘヴィ・メタル・バンドのアルバムを手掛けてきたヴァシリス・ゴウヴァトソスによって行なわれた。7月にはアルバムのラフ・ミックス音源を手に、早くもビデオ・クリップの撮影を行なうと、この”Toxic Terror”のビデオは、9月にはYouTubeにアップされ、ニュー・アルバムへの期待を高めた。ギリシャ国内に止まらずヨーロッパ諸国への進出を狙うバンドにとって重要なターニング・ポイントとなるこのアルバムは、これまでに新世代スラッシュ・メタル・シーンで名を馳せるVEKTORやMUNICIPAL WASTE, TOXIC HOLOCAUSTなどの作品を手掛けてきたアンドレイ・ボウジコフがアートワークを担当、そして日本でも人気の高いFIREWINDやOUTLOUDなどで活躍するボブ・カティオニスがメンバー写真を手掛けるなど、内容的にも大きな飛躍を遂げた作品にふさわしいバックアップ体制を得て完成した。また、2012年10月には、BIO-CANCERらと共に、ONSLAUGHTのアテネ公演のサポートも務めた。

前作よりも良い形でのリリースを目指し、あらゆる可能性を模索したバンドは、ドイツの『MDD Records』と契約を締結。ハイピッチでスクリームするハイ・テンションなヴォーカル、クランチーなリフをスピーディに刻むツイン・ギター、疾走感溢れるリズム隊が一体となって押し寄せる高速スラッシュ満載のこの「The Brutal State」は、2013年3月、同レーベルよりリリースされ、地元ギリシャの『Metal Hammer』誌では「Album of the Month」に選出された。そして同年5月には、彼らのルーツとも言えるNUCLEAR ASSAULTとEXODUSのカヴァーをボーナス・トラックとして追加収録してSPIRITUAL BEASTより日本リリースされ、そのユニークなサウンドはここ日本でも話題を呼んだ。

アルバムのリリース直前にギタリストのクリス・Tが同郷の先輩バンド、SUICIDAL ANGELSに加入するために脱退するが、バンドは逆に元SUICIDAL ANGELSのギタリスト、パノスをサポート・メンバーに迎えてライヴ活動を継続、2013年7月にはANTHRAXのアテネ公演のサポートも務めた。続いてジョージとアレックスも脱退するが、バンドはギリシャ『Metal Hammer』誌のライターで、同誌で「The Brutal State」アルバムのレビューも書いたというニックをシンガーに、コスティスをギターに、そしてドラムにはアキレスを迎えてラインナップを立て直すと、2014年1月にはまずアテネで開催された『Thrashers United IV』フェスティヴァルに、BIO-CANCER, CHRONOSPHERE, FADOMらを従えてヘッドライナーとして出演。続いて『Conquering Europe Tour 2014』と題されたSUICIDAL ANGELSをヘッドライナーとするヨーロッパ・ツアーにアメリカのFUELED BY FIRE、フィンランドのLOST SOCIETYと共に参加、12ヶ国31都市をサーキットする。ツアーを終えてギリシャに帰国したバンドは、4月にはBIO-CANCERと共にSODOMのアテネ公演のサポートを務めた。

そして2014年夏、バンドはアテネの『D Studio』に入ると、ニュー・アルバム「The Human Project」のレコーディングを開始。元WHEELRUNNERのギタリスト/シンガー、マイク・カルパティウとバンドの共同プロデュースで制作されたこのアルバムは、再びアンドレイ・ボウジコフによるアートワークを採用、オープニングを飾る“Arrivals”には元メンバーのアレックス、クリス・T、ジョージもゲスト参加して花を添えた。2015年5月、世界と時を同じくしてSPIRITUAL BEASTよりリリースされる日本盤には、メンバーの敬愛するANTHRAXの他、共に新世代のスラッシュ・ムーヴメントを牽引するブラジルのVIOLATORのカヴァーがボーナス・トラックとして追加収録される。

Websites:
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