JESS AND THE ANCIENT ONES2017.04.14

Line-Up:
フィーンド (Electric Guitar)
ユスフ・アフ・グラン (Drums & Percussion)
ジェス (Voices)
アブラハモンド (Keyboard)
トーマス・コープス (Electric & Acoustic Guitar)
ファスト・ジェイク (Electric Bass)

Discography:
2011 13th Breath Of The Zodiac (7”)
2012 The Deepest Sea / Into Starlit Chambers (Split w/ Deadmask)
2013 Jess And The Ancient Ones
2013 Astral Sabbat (EP)
2014 Castaneda (10”)
2015 In Levitating Secret Dreams (7”)
2015 Second Psychedelic Coming: The Aquarius Tapes

Biography:
リスナーを神秘と幻惑に満ちた非日常体験へと誘う、フィンランド発のプログレッシヴ・オカルト・ハード・ロック・バンド、JESS AND THE ANCIENT ONESが、2年ぶりにニュー・アルバムを完成させた。今作でもバンドのブレイン、トーマス・コープス<lead g>の哲学に基づき構築されるダークかつミステリアスな世界を、ストーリーテラー、ジェス<vo>の先導の下に堪能することができる。

JESS AND THE ANCIENT ONESは2010年1月、フィンランド中東部の都市、クオピオで、コープスとトーマス・フィーンド<lead g / back vo>の2人が中心となり結成された。この世界のありふれた日常を超越したオカルティックで摩訶不思議な領域を音楽で表現していくことを目指して結成されたバンドのメンバーに相応しい人材として、ヴォン・ストロー<rhythm g>、ファスト・ジェイク<b>、アブラハム<key>、ユスフ<dr / per>の4人が加入、そしてバンド名を決定付ける存在ともなり、目指す世界観を体現することができる女性ヴォーカリスト、ジェスが加入することによって活動を開始する。

トリプル・ギターとキーボードを擁する7人組という大所帯な編成で活動を開始したバンドが目指した世界観は、自身らが体験したオカルトな出来事をベースに書かれた歌詞と、超常的な雰囲気を醸し出すサウンドを融合させたものであった。それぞれのメンバーが影響を受けた音楽も、MERCYFUL FATEやIRON MAIDENといったバンドに代表されるヘヴィ・メタルから、プログレッシヴ・ロックやドゥーム、60年代に活動したサイケデリック・ロック・バンド、13TH FLOOR ELEVATORSやその創設メンバーでありサイケデリック・ロックのパイオニアとも言われるROKY ERICKSON、更にはABBAなどのポップスに至るまで幅広く、それらの影響を独自の解釈で曲作りに反映させ、独特な雰囲気を持つ楽曲に仕上げていった。

曲作りと並行してライヴ活動も行ったバンドは、その懐かしくも新鮮に響く楽曲を見事にステージ上でも体現、魅惑の声で歌い上げる現代の北欧の魔女であり、バンドの紅一点ヴォーカリスト、ジェスの魅力とも相まって、オールド・ファンから若いファンにまでその名を幅広く知らしめることに成功した。また、その特異な音楽性は『プログレッシヴ・オカルト・ハード・ロック』と称され、各方面で絶賛された。

引き続き曲作りも進めたバンドは、2011年、バンド初となるシングル「13th Breath Of The Zodiac」をリリース。B面にアメリカの女性ヴォーカルを擁する伝説的サイケデリック・ロック・バンド、COVENの”White Witch Of The Rose Hall”のカヴァーを収録したこのシングルは、フィンランドの『Svart Records』からリリースされ、好評を博す。

その後もライヴ活動を行いながら曲作りとリハーサルを進めたバンドは、2012年、遂に本格的デビューとなるセルフ・タイトルのファースト・アルバム「Jess And The Ancient Ones」を完成させた。アンダーグラウンド感を出しながら、プログレッシヴ・ロック的な長尺曲からヘヴィ・メタル的な哀愁のメロディを漂わせて展開されるオーガニックな曲まで、バンドの魅力を持て余すことなく伝えるこのファースト・アルバムは、母国フィンランドは勿論欧州各国のメディアで極めて高い得点を獲得、評判は瞬く間に各地に飛び火する。翌年1月にはここ日本でも、オリジナル紙ジャケット仕様にてSPIRITUAL BEASTから国内盤がリリースされ話題を呼んだ。

2013年、バンドは休む間もなくEP「Astral Sabbat」を発表。B面には”Venus”などのヒット曲で知られるオランダのサイケデリック・ロック・バンド、SHOCKING BLUEのカヴァー曲”Long And Lonesome Road”も収録された。続く2014年秋には、全19公演にも及ぶKING DIAMONDの北米ツアーにサポート・アクトとして帯同、その内の幾つかはソールド・アウト公演だったが、バンドは大観衆を前に臆することなくその持ち味を発揮。彼らの魅惑的なパフォーマンスは、夜毎に熱狂的な歓迎を受けるのだった。なお同時期に2曲入りシングル「Castaneda」も発表している。

そして2015年夏、彼らはセカンド・アルバム制作の為のスタジオ入りを明かすと共に、ヴォンの離脱をアナウンス。今後は6人体制で活動を続けていくとした。ミックスとマスタリングをANGEL WITCHやCATHEDRAL、GHOSTなどの作品を手掛けてきたハイメ・ゴメス・アレヤーノが担当、「Second Psychedelic Coming: The Aquarius Tapes」と名付けられ完成したこのアルバムからは、LSDの生みの親として知られるスイスの化学者、アルバート・ホフマンへ捧げる頌歌である”In Levitating Secret Dreams”が先行シングル・カットされている。同シングルのB面に収録されている”Dead In The Saddle”をボーナス・トラックとして追加収録した本ニュー・アルバムの国内盤は、SPIRITUAL BEASTより2015年12月にリリース予定となっている。

Websites:
http://www.jessandtheancientones.com/
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