MIDNIGHT MALICE2017.04.15

Line-Up:
クリス・ナシンベン (Lead Guitar)
ハンター・レイモンド (The Drums)
ケイレブ・ビール (Lead Guitar, Lead Vocals)
ブライアン・スティーヴンソン (Bass)

Discography:
2010 Pray For Death (demo)
2014 Proving Grounds

Biography:
SKULL FISTやCAULDRONからDIEMONDS、そしてそのSKULL FIST人脈にも連なるAXXIONに至るまで、様々な若きヘヴィ・メタル・バンドを輩出、今や北米有数のロック/メタルが熱い街と言っても過言ではないカナダはトロントから、また新たに将来有望なバンドが現れた。NWOTHMの最後の砦として、自主制作で発表された2枚の音源で既に世界から熱い視線を注がれているMIDNIGHT MALICEが、遂に日本デビューを飾る。

MIDNIGHT MALICEの誕生は、ケイレブ・ビール<vo/g>とハンター・レイモンド<ds>が、生まれ育ったアルバータ州カルガリーからオンタリオ州トロントへ出て来た2009年に遡る。もう一人のギタリストとベーシストを探し始めた彼らは、デヴォン・カーをギターに、ベーシストにクリス・ナシンベンを迎えると、2010年に3曲入りのデモEP「Pray For Death」を発表。WASPやJUDAS PRIEST、MOTORHEADからの影響を自認する若き彼らのトラディショナル・メタルは、自主制作ながらもDARKTHRONEのフェンリッツの「Band of the Week」に挙げられるなど大きな反響を呼び、ここ日本でも耳の早いファンを中心に話題となった。

この間、バンドは地元トロントを中心に数多くのライヴを行ない、CAULDRON, SKULL FIST, EXCITER, DIEMONDSといったカナダのバンドだけでなく、アメリカのHOLY GRAILとも共演した。また、そのワイルドなライヴ・パフォーマンスで人気を高めていった彼らには、いつしか「トロントのメタルのバッド・ボーイズ/Toronto’s Bad Boys of Metal」との呼び名がつけられるようになった。

2011年には、ケイレブとハンターのホームタウン、カルガリーで開催された『Noctis 4.20 Metal Fest』にヘッドライナーとして出演。このライヴの反響が非常によかったことから、バンドは2014年6月には同じくカルガリーで開催される『Calgary Metalfest』(ABIGAIL WILLIAMS, THE ORDER OF CHAOS etc)に出演する予定となっている。

2012年の時点では、バンドは地元ではヘッドライナーとしてライヴを行なえるまでに成長。また、オタワやモントリオールを始めとするオンタリオ州やケベック州の他の都市など、トロントを離れた地域でもライヴを展開するようになった。そしてこの頃から、バンドのフル・アルバムを待ち望む声が高まっていく。

その後、デヴォンが元SKULL FISTの2人、サー・シュレッド<g>とアリソン・サンダーランド<ds>と共に新たなバンド、AXXIONを結成すべく脱退。友好的に行なわれたこの脱退を受け、クリスがギタリストに転向、ベーシストにはカルガリー出身のジャレド・ヴァーラグが迎えられた。そしてバンドは地元トロントの『ProGold Studios』にて、80年代初頭からトロントのシーンで活躍する伝説的ミュージシャン/プロデューサーで、CAULDRON、BLOOD CEREMONYの他、様々なジャンルのアーティストの作品を手掛けてきたイアン・ブラートンのプロデュースのもと、デビュー・アルバムのレコーディングを行なう。マスタリングはSKULL FISTやDIEMONDS同様、HAREM SCAREMのシンガー、ハリー・ヘスが担当、アートワークはAXXIONにも関わったスクイッドの手によるものだ。

そして2014年1月、MIDNIGHT MALICE待望のデビュー・アルバム「Proving Grounds」は自主制作CDRとしてリリースされた。ケイレブとクリスの2人が、日本でも人気を高めているSKULL FISTに各々およそ1年にわたって在籍していた過去も手伝って、このアルバムは日本の輸入盤市場においても確かな話題となった。そして2014年5月、バンドは待望の日本デビューを果たす。SPIRITUAL BEASTからリリースされる日本盤には、ボーナス・トラックとしてデモEP「Pray For Death」全曲が追加収録されている。

なお、アルバムの自主リリース後、個人的な事情によりベーシストのジャレドが脱退したため、バンドは元ANVILのベーシスト、G5ことグレン・ファイヴをサポートに迎え、2014年4月に地元トロントでアルバム・リリース記念ライヴを敢行。長年フル・アルバムを待ち続けたファンのサポートもあり、このライヴは大成功を収めた。バンドはこの後、CAULDRONやSKULL FISTでドラマーを務めたクリス・スティーヴの兄で、そのクリスともAGGRESSORやOLD JAMESといったバンドで共に活動する他、以前はANNIHILATORのツアー・ベーシストを務め、その後は元EXCITERのドラマー、ダン・ビーラー率いるBEEHLERでも活動するブライアン・スティーヴンソンをベーシストに迎え、今夏には数週間のカナダ・ツアーを行なう予定となっている。

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