SIGN OF THE JACKAL2017.04.22

Line-Up:
マックス (Rhythm & Lead Guitars, Keyboards, Vocals)
ロビー (Bass & Vocals)
ローラ “ディーモンズ・クイーン” (Vocals)
ヘヴィ・メイト (Drums, Vocals)
ボブ (Lead & Rhythm Guitars, Vocals)

Discography:
2008 Haunted House Tapes (Demo)
2010 Haunted House Tapes (7”EP)
2011 The Beyond (EP)
2013 Mark Of The Beast

Biography:
DARKTHRONEのフェンリッツは、疑いなく見る目、聴く耳のある男だ。しばらく前に、彼はイタリアのSIGN OF THE JACKALを自らの「Band of the Week」に挙げていた。「あれには本当に驚いたわ」バンドのフロント・レディ、ローラは語る。「何よりも彼は私達にとって素晴らしい大使の役割を果たしてくれた。彼のような多様な音楽の嗜好を持つ人に話題にされたことで、SIGN OF THE JACKALを知る由もなかった多くの人に私達の音楽を届ける機会を得られたから、とてもいい驚きだったわ」

SIGN OF THE JACKALは、イタリア北部の街、ロヴェレートにて、クラシックなヘヴィ・メタルとホラー映画に対して共通した情熱を持つ4人の友人が集まることにより結成される。2007年冬のことだった。WARLOCK, BLACK KNIGHT, TAIST OF IRON, BLACK LACE, JUDAS PRIEST, LIZZY BORDENといった80年代の伝説的なバンドに影響を受けた当時のバンドのメンバーは、ロベルト “ボブ” コンディーニ<g>とヘヴィ・メイト<ds>の双子の兄弟に、キル<b>、そして女性リード・シンガーのローラ・コラーだ。

結成以来最初の一年の殆どを自分達の好きなクラシックなメタルの楽曲をライヴでカヴァーして過ごしたバンドは、ヒット曲ではなく、レアなB面曲やマイナーなアルバムの曲でセットを構成することで、ライヴをより興味深いものにすることに成功していた。そして、ライヴのサウンドをより完成されたものにすることを望んだ彼らは、2008年4月、リズム・ギタリストにマックスを加えてラインナップを完成すると、自分達が興味を持つホラー映画やスリル映画の要素を80年代初頭のヨーロッパやアメリカのアンダーグラウンドなヘヴィ・メタルのサウンドに取り入れることで、自らのユニークなイメージやサウンドを創り出すべく、オリジナル曲を書き始める。

イタリア国内からヨーロッパ全土へと瞬く間に広がったファンからの声に支えられ、翌2008年冬、バンドはスタジオに入ると「Haunted House Tapes」と題されたファースト・デモをレコーディング。オールド・スクールの習わしに従い、当初テープ(36本限定)とCD(100枚限定)でリリースされたこのデモは、海を越えてアメリカに渡ると、2010年にはニューヨークを拠点とする『Heavy Artillery Records』から7″でもリリースされた。

2010年春にベーシストにロビー “ナイフ”を迎えたバンドは、翌2011年には5曲入り(アナログ盤は6曲入り)のEP「The Beyond」を『Heavy Artillery Records』からリリースする。本編に収録された”Head Over Heals”はMEGHANの、アナログ盤のみのボーナス・トラック”Warlord’s Wrath”はBLACK KNIGHTのそれぞれカヴァーで、こうした有名とは言い難い曲をカヴァーした理由について、ローラは「私達はマイナーでレアなヘヴィ・メタルのファンなの」と語る。「私達自身がコレクターでアンダーグラウンドのメタルのファンだけど、”Head Over Heals”は殆どのコレクターにも知られてないわ。BLACK KNIGHTの”Warlord’s Wrath”はそれよりは多少知られているかしら。私達も女性がフロントを務めるバンドだから、WARLOCKより更に踏み込んで、自分達をインスパイアしてくれる女性フロントのバンドを探したの。でも私達はUSメタルやNWOBHMも好きだし、他にも色々なものが好きだわ!」

若い世代のバンドの割には、SIGN OF THE JACKALは既に『Revenge Of True Metal』(イタリア)、『Keep It True XIV』(ドイツ)といった著名なフェスティヴァルに出演する機会を得ている。「ある意味、私達はとても幸運だったと思う」ローラは語る。「でもその一方で、ライヴ活動には常に力を入れて来たわ。私達のクラシックなスタイルのヘヴィ・メタルはオールド・スクールのフェスティヴァルにとてもフィットしていると思うし、それがこういった機会に恵まれた理由の一つかもしれない。2009年にはROSS THE BOSSがヘッドライナーを務めた『Bombers And Barbarians』(ドイツ)に出演したし、2010年には『Keep It True』フェスティヴァルにも出た。『Revenge Of True Metal』には、AVENGER UKがヘッドライナーを務めた2008年とTANKがヘッドライナーを務めた2009年の2回出演したし、イタリアの偉大なメタル・バンドを集めた2010年の『Heavy Metal Night』にも出たわ。そして去年はPICTUREがヘッドライナーを務めたスペインの『Heavy Metal Espectros』。今年ももっと続くわ」

2013年、SIGN OF THE JACKALは新たにドイツの『High Roller Records』と契約、デビュー・フル・アルバム「Mark Of The Beast」を発表する。イタリアのマイナーなホラー映画にインスパイアされた、クラシックなスタイルのヘヴィ・メタル・アルバムだ。ローラが解説する。「ジャケットはとても最高だわ。黒と赤で、とても神秘的でイーヴルな、私達らしいスタイルになっている。アルバムには(イントロを除いて)11曲収録していて、10曲は私達のオリジナルで、CDとLPで違うカヴァー曲を収録しているの。過去に様々な形でリリースした全ての曲を新しくレコーディングし直して、新曲も4曲収録している。古い曲はデモのヴァージョンとは全然違うサウンドになっているから、まるで10曲の新曲を収録したみたいだわ! スタイル的にはアンダーグラウンドでクラシックなヘヴィ・メタルで、歌詞はホラー映画や邪悪な事柄を私達らしいスタイルで扱っている。パッケージもダークで印象的なものになっているわ。私達は本当にイタリアのクラシックなホラー映画にハマっているの! ヘヴィ・メタル・バンドがホラー映画に影響されない訳ないわよね? 私達自身がそういった映画が好きだから、インスパイアされやすいってことに気付いたのよ」

女性シンガーをフロントに据えたバンドも数多く存在し、そのサウンドはスタイルも多岐にわたる中で、あくまでもクラシックなヘヴィ・メタルに拘り続けるSIGN OF THE JACKAL。そんな彼らのデビュー・フル・アルバム「Mark Of The Beast」は、2013年11月、SPIRITUAL BEASTより日本発売される。日本盤には、海外ではLPのみに収録のTAIST OF IRONのカヴァー、”The Gates”が追加収録されている。
Websites:
https://www.facebook.com/SignOfTheJackal