STORMWARRIOR2017.04.15

Line-Up:
ヨルグ・ウケン (Drums)
アレックス・グート (Guitars)
ラーズ・ラムケ (Vocals & Guitars)
イェンツ・レオンハルト (Bass & Vocals)

Discography:
2002 Stormwarrior
2003 Heavy Metal Fire (MCD)
2004 Northern Rage
2006 At Foreign Shores – Live In Japan
2008 Heading Northe
2011 Heathen Warrior
2014 Thunder & Steele

Biography:
北欧神話のコンセプトに激しいスピードで展開されるトゥルー・メタルのアンセムを融合したユニークなスタイルで世界中に知られるSTORMWARRIOR。地元ハンブルグのメタルのゴッドファーザー、HELLOWEENやRUNNING WILDに代表される80年代のシーンからの影響を自らのサウンドへと昇華させた彼らが、通算5枚目となるニュー・アルバムを発表する。

ドイツ北部はハンブルグ出身のSTORMWARRIORは、1998年にサンダー・アクスことラーズ・ラムケを中心に結成される。オールドスクールの習わしに従って2本のデモ・テープと2枚の7インチ・シングルをリリース、数々のライヴを経て、彼らは自らのアイドルでもあるカイ・ハンセン(GAMMA RAY, ex-HELLOWEEN)の注目を得ることに成功。彼が所有する『Hansen Studios』にて、カイのプロデュースのもとデビュー・アルバム「Stormwarrior」のレコーディングを行なう。この時のメンバーは、ラーズに加え、サイスウィルダーことスコット・ベトラー<g>、ハマーロードことガブリエル・パラーモ<b>、イーヴル・スティールことアンドレ・シューマン<ds>の4人だ。

80年代のHELLOWEENやIRON ANGEL等のデザインで知られるウヴェ・カルチェウスキーがアートワークを手掛けたこのアルバムは、2002年7月にヨーロッパでリリースされると、非常に大きな反響を呼んだ。それと前後してアンドレがDARK AGEの活動に専念するために脱退、後任としてファルコ・レシェフト(ドゥームライダー)を、またベーシストにユッシ・ツィマーマン(ブラック・ソード)を迎えたバンドは、世界最大のメタル・フェスティヴァル『Wacken Open Air 2002』やスウェーデンの『Motala Metal Festival 2003』に出演を果たした。そしてこのアルバムは2003年2月、SPIRITUAL BEASTより日本発売もされ、バンドはドイツから現れたメロディック・パワー・メタル期待の新星として大きな注目を集めた。また、同年9月には、新曲2曲の他、既にソールドアウトとなっていたデモや7インチの楽曲のリ・レコーディング/リマスター・ヴァージョンを収録したミニ・アルバム「Heavy Metal Fire」をリリース、ニュー・アルバムへの期待を高めていく。

同作の制作中にスコットが脱退するが、バンドは後任にデイヴィッド・ヴィクツォレク(ライトニング・ブレイド)を迎え、『Headbangers Open Air』、『Metal Bash』(共にドイツ)『Gates Of Metal』(スウェーデン)などのフェスティヴァルに出演してバンドをタイトにすると、2003年秋、再びカイ・ハンセン所有の『Hansen Studios』に入り、セカンド・アルバム「Northern Rage」のレコーディングを行なう。バンドの成長を反映、自らに影響を与えた先達に匹敵するポテンシャルを備えていることを証明したこのアルバムは、2004年5月、SPIRITUAL BEASTより世界先行リリースされ、デビュー作にも増して高い評価を獲得する。また、12月には、カイ・ハンセンをゲストに迎えて初期HELLOWEENの楽曲をプレイするスペシャル・ライヴを敢行。大きな話題となったこの組み合わせは、2005年夏の『Earthshaker Fest』(ドイツ)や『Bloodstock Festival』(UK)でも披露された他、後に『Wacken Open Air 2007』や『Headbangers Open Air 2011』でも行なわれた。

一方で、ギタリストに新たにアレックス・グート(ファイアボルト/g)を迎え、ラーズがヴォーカルに専念する5人編成となったバンドは、2005年11月、カイ・ハンセン率いるGAMMA RAYのスペシャル・ゲストとして待望の初来日公演を行なう。同年末にはデイヴィッドが脱退するが、バンドはラーズが再びギターを兼任する編成にて『Ultima Ratio Festival 2006』(ドイツ)に出演を果たすと、2006年8月には日本公演の模様を収録したライヴ・アルバム「At Foreign Shores – Live In Japan -」がリリースされた。

その後、脱退したユッシの後任として、MERCYFUL FATEの前身バンドとも言うべきBRATSの他、IRON SAVIOR, SAVAGE CIRCUSなどでの活動でも知られるヴェテラン、イェンツ・レオンハルトをベーシストに迎えたバンドは、新たに『Dockyard 1』と契約を締結。2008年2月、カイ・ハンセンの元を離れ、自らの『Thunderhall Studio』でレコーディングを行なったサード・アルバム「Heading Northe」をリリースする。自らのバンドやGAMMA RAYの他、HIBRIAやPARAGONなどの作品でもお馴染みのピート・シールク(IRON SAVIOR, SAVAGE CIRCUS)がミックスを、マスタリングは初期HELLOWEENの他、TNTやPRETTY MAIDSなどで知られるトミー・ハンセンが手掛けたこのアルバムで、バンドはアグレッションやスピードを損なうことなくエピックな領域にも足を踏み入れることに成功。商業的にも大きな進歩を果たしたこのアルバムを手に、『Rock Hard Festival』、MANOWAR主催の『Magic Circle Festival』(共にドイツ)、『Sweden Rock Festival』(スウェーデン)といった大型フェスティヴァルの他、ギリシャ、チェコ、オランダ、スロヴェニア、スイスなど、ヨーロッパ各地の様々なフェスティヴァルでプレイする機会を得る。また、11月にはFIREWINDの『Live Premonition Over Europe Tour 2008』のサポートとして、ドイツ、オランダ、ベルギーの計6ヶ所でプレイした。

その後、ファルコが脱退。後任としてKINGDOM COMEでイェンツの同僚を務めたヘンドリック・ティースブルンメル(TB スティール)を迎えたバンドは、2010年、遂に『ProgPower USA XI』にてアメリカ進出を果たすと、新たにドイツの『Massacre Records』と契約を締結、ニュー・アルバムのレコーディングを開始する。再び自らの『Thunderhall Studio』にてレコーディング、ラーズとイェンツが自らプロデュースを手掛けたこのアルバムは、ヘンドリックの負傷などの影響もあって作業は難航したものの、トミー・ハンセンが今回はミックスとマスタリングを手掛けて2011年4月に完成を見る。自らのルーツに忠実ながらも新たな領域を開拓、比類なき音楽的才能を更に進化させることに成功したこの4thアルバム「Heathen Warrior」は、2011年7月、SPIRITUAL BEASTより日本発売された。

アルバム発表後、バンドは『Bang Your Head』や前述の『Headbangers Open Air』、『Hamburg Metal Dayz』といったフェスティヴァルに出演した他、2012年3月から4月にかけてPOWERWOLF, MYSTIC PROPHECY, LONEWOLFと共にヨーロッパ・ツアーを行なうなど、積極的な活動を展開する。なお、このツアーには、PARAGON, TORMENT etcのクリス・グリップ<ds>がサポートとして参加していた。その後、正式メンバーにNIGHTFALLのドラマーで、SUICIDAL ANGELSやDEW-SCENTED等のプロデューサー/エンジニアも務めるヨルグ・ウケンを迎えると、2013年夏、自らの『Thunderball Studio』にて通算5枚目となるニュー・アルバムのレコーディングを開始する。

ヒット作「Heading Northe」に携ったIRON SAVIORのピート・シールクがミックスとマスタリングを担当、アートワークはRHAPSODY OF FIRE, BLIND GUARDIAN, ANCIENT BARDSなどでお馴染みのフェリペ・マチャド・フランコが初めて手掛けたこのアルバムは、初期の作品のアグレッシヴなスピリットを現在の成長した演奏力/アレンジ力で構成し、そこに近作のキャッチーさをブレンドした、まさにバンドの最高傑作と呼ぶにふさわしい内容に仕上っている。日本盤には母国のスピード/スラッシュ・メタルの雄、WARRANTのカヴァーをボーナス・トラックとして収録したこの「Thunder & Steele」は、2014年2月、SPIRITUAL BEASTよりリリースされる。なお、バンドはリリース後、2月から3月にかけて、MAJESTY, WISDOMと共にヨーロッパ・ツアーを行なう予定となっている。

Websites:
http://www.stormwarrior.de
https://www.facebook.com/STORMWARRIOR.Official