THAUROROD2017.04.23

Line-Up:
Harri Koskela (Keyboards and Piano)
Emil Pohjalainen (Rhythm and lead guitars)
Lasse Nyman (Rhythm and lead guitars)
Andy Kravljaca (Vocals)
Pasi Tanskanen (Bass)
Joonas Pykälä-aho (Drums)

Discography:
2005 Thaurorod (demo)
2006 Tales of the End (demo)
2007 Morning Lake (demo)
2010 Upon Haunted Battlefields
2013 Anteinferno

Biography:
THAURORODはフィンランドの首都、ヘルシンキの郊外に位置するヒュヴィンカー出身のメロディック・ヘヴィ・メタル・バンドだ。ステージではシアト リカルかつ豪華でエネルギー溢れるショウを披露する彼らの音楽は、メタルの様々なスタイルを融合させ、ユニークかつオリジナルな形にしたもので、その楽曲 はシンフォニックで特筆すべきメロディを有している。

THAURORODの原型は、2002年春、パシ・タンスカネン<b>、ヨーナス・ピカラ=アホ<ds/ 後にAMBERIAN DAWNやDOTMAにも参加>、エミル・ポーヤライネン<g/ 後にAMBERIAN DAWNやDOTMAにも参加>の3人が、初めて同じ部屋に集まってプレイした時に遡る。IRON MAIDENのカヴァーなどをやっていた彼らは、急いでバンド名をFREEDOMとすると、同年夏にフィンランド南部のヨケラで初のライヴを行う。その 後、自らの曲を書き始めた彼らは、ヴォーカリストとセカンド・ギタリストを探し始める。何人もの出入りがあった後、2004年2月にペトラ・レーティマキ をヴォーカルに迎えると、同年10月、バンド名をタイトルにしたファースト・デモ「Thaurorod」をレコーディング。このバンド名は、かの「指輪物 語」の作者、J.R.R.トールキンが生み出したエルフの言語『クウェンヤ(Quenya)』において、「悪しき山(Evil Mountain)」を意味する言葉だ。その後、翌2005年初頭にセカンド・ギタリストとしてトミ・アハティラを迎えたバンドは、春から夏にかけてライ ヴ活動を行うが、秋が訪れる頃には再びメンバー・チェンジに見舞われてしまう。ペトラが個人的な事情により脱退し、続いてトミも脱退したのだ。

すぐさま後任を探し始めたバンドは、同年11月に新たなギタリストとしてヤニ・ヴェサネンを迎えると、ヴォーカリストを探す中で、強力な声を持つウラジ ミール・ルミと出会う。彼の個性と声こそが、バンドの音楽が必要としていたものだった。更には女性キーボード奏者のエンミ・タイパレが加入し、これにより バンドのサウンドは新たなものへと生まれ変わっていく。

2006年に入り、このラインナップのお披露目を地元ヒュヴィンカーで行ったバンドは、その好意的な反応に首都ヘルシンキで開催されるコンテスト 『Ääni ja Vimma』に参加することを決意する。192のバンドが参加した中で見事14バンドに選ばれファイナルへの進出を果たしたが、残念ながらファイナルの場 では満足のいくパフォーマンスを披露することが出来ず、勝ち抜くことは出来なかった。しかしながらオーディエンスの反応は素晴らしく、自信を深めたバンド は『Studiowatercastle』に入り、3曲入りのセカンド・デモ「Tales Of The End」のレコーディングを行う。バンドのメンバー全員にとって満足いく仕上がりとなったこのデモは、国内外のリスナーからも高い評価を獲得した。そして 次なるリリースとなるサード・デモ「Morning Lake」は、翌2007年の4月に発表された。バンドのメンバーも前作「Tales Of The End」よりずっと強力だと自負したこのデモだったが、人々の反応は彼らの予想を遥かに上回っており、世界各地へと販売されたこのデモは遠く日本の輸入盤 店でも販売され、好評を得た。

2008年に入り、それまで4回のライヴでヤニの代わりを務め、DOTMAでも活動していたラッセ・ニューマンが正式メンバーとしてバンドに加入すること になった(後にDOTMAからは脱退)。その後、2月から3月にかけ、初の国外進出となるスペインでのライヴを経験したバンドだったが、4月にヴォーカル のウラジミールが脱退。後任には、STATUS MINORでもシンガーを務めるマルック・クイッカが迎えられた。

そしてバンドは2009年初頭からレコーディングを開始。途中エミルとヨーナスがAMBERIAN DAWNのツアーに出たりしたために中断を余儀なくされつつも、同郷のDOTMAの女性シンガー、ヨハンナ・レソネン(現在は脱退)や元シンガーのウラジ ミールらゲストも迎えてレコーディングを終了する。その後、NIGHTWISHやAMORPHISなど同国を代表するアーティストの作品で知られるテロ・ キンヌネンがミックスを、『Finnvox Studios』の敏腕エンジニア、ミカ・ユッシラがマスタリングを行ってこのデビュー・アルバム「Upon Haunted Battlefields」は2010年3月に完成した。

オーストリアのマネージメント/ブッキング会社『Rock The Nation』傘下の『Noise Art Records』と契約を果たしたバンドは、2010年9月にヨーロッパで、続いて10月にはここ日本でもデビューを果たす。彼らのデビューにあたり、同 郷のSONATA ARCTICAのシンガー、トニー・カッコは「フィンランドの水道水には何か秘密があるに違いない。またこうしてフィンランドから優れたメロディック・メ タル・バンドが現れたのだから。いい音楽を好む人には必聴のバンドだ!」と言葉を寄せた。

アルバムのリリースと前後して、ALESTORMをスペシャル・ゲストに迎えたSABATONのヨーロッパ・ツアーのファースト・レグにオープニング・ア クトとして参加したバンドは、途中シンガーのマルックが脱退するというアクシデントはあったものの、後任にVISION DIVINE等での活躍で知られるイタリア人シンガー、ミケーレ・ルッピを迎えると、年が明けて2011年2月にはSYMPHONY X, NEVERMORE, PSYCHOTIC WALTZ, MERCENARYと共に『Power Of Metal』と題されたヨーロッパ・ツアーに出発する。

続いてツアー後に脱退したエンミの後任としてヴィリ・オリラを迎えたバンドは、『Metalfest Open Air』(スイス、ドイツ、オーストリア)、『Nummirock』(フィンランド)、『Metalcamp』(スロヴェニア)等のフェスティヴァルに出 演を果たすが、翌2012年夏、複数のバンド活動によるスケジューリングや地理的な問題などでミケーレが脱退。バンドは再び後任シンガー探しを余儀なくさ れる。その後、オーディションを経て元SEVENTH WONDER, SILENT CALL etcのアンディ・クラヴラチャをシンガーに迎えると、キーボードには親交の深いDOTMAのメイン・ソングライターでもあるハリ・コスケラが参加、 WINTERSUNのオープニングを務めて新たなラインナップを披露する。

そして2012年末、バンドは『Rockstar Productions』に入ると待望のニュー・アルバムのレコーディングを開始。完璧を求めるあまりレコーディングは翌年9月まで続いたが、 MYGRAIN等を手掛けたヤルノ・ハンニネンがミックスとマスタリングを担当して10月に完成。ALESTORM, GLORYHAMMERのクリストファー・ボウズとHELLのデヴィッド・ボウアーがナレーションで参加、フィンランド・メタル・シーンの将来を担うバン ド待望のセカンド・アルバム「Anteinferno」は、前作同様MANOWARや RAINBOW, KISSなどの作品で知られるケン・ケリーによるアートワークを採用して、2013年12月に世界同時発売される。SPIRITUAL BEASTよりリリースされる日本盤には、ボーナス・トラックが1曲追加収録されている。

Websites:
https://www.facebook.com/thaurorod/