THE NEW ROSES2017.04.14

Line-Up:
ノーマン・バイツ (Guitar)
ティミー・ラフ (Vocals/Guitar)
ハーディ (Bass)
アーバン・ベルツ (Drums)

Discography:
2012 The New Roses (EP)
2013 Without A Trace
2016 Dead Man’s Voice

Biography:
THE NEW ROSESのサウンドを初めて聴いた時には、きっと彼らはアメリカ西海岸の大都市出身のバンドだろう、と思えるかもしれない。しかし実際の答えは大きくかけ離れたものだ。この4ピース・バンドのホームはロサンゼルスでもなければサンフランシスコでもない、ドイツのヴィースバーデンなのだから。THE NEW ROSESは、近年のドイツのロック・シーンにおいて最も有望視されている、期待のニュー・アクトだ。

在りし日に兄から借りたTHE BLACK CROWESのアルバムをきっかけにロックン・ロールにのめりこむようになったティミー・ラフ<vo/g>は、旧友のアーバン・ベルツ<ds>と共に、2007年頃から幾つかのカヴァー・バンドでプレイするようになった。二人はこれまでの音楽人生で影響を受けてきたB.B. KING、GUNS N’ ROSES、AC/DC、KID ROCK、BRUCE SPRINGSTEEN、ROSE TATTOO、THE GEORGIA SATELLITES、AEROSMITH、METALLICA、そしてTHE BLACK CROWESといったアーティスト達への愛とリスペクトをシェアしながら残るバンド・メンバーを探し続け、2008年にベーシストのステファン・カスナーを迎え入れる。

その後、2012年にギタリストのディジー・プレスリーが加入すると、活動に本腰を入れるためにバンド名や楽曲を一新することを決意。ここでTHE NEW ROSESという名前が採用され、同年12月にはTOM PETTY AND THE HEARTBREAKERSのカヴァー楽曲”Refugee”(邦題では”逃亡者”)を含む4曲入りEP「The New Roses」を発表している。

2013年6月になると、初のフルレンス・アルバム「Without A Trace」を自主リリース。タイトル・トラックは、ティミーがアメリカの人気ドラマ・シリーズ『Sons Of Anarchy』のサウンドトラック用に作曲したもので、それがそのまま同シリーズのドイツ国内向けTVトレーラーのBGMに起用されたことで、バンドの名は一躍国内中に知れ渡るようになった。パフォーマンス、ソングライティングの両面においてシーンでも頭一つ分飛び抜け、聴く者を選ばないキャッチーさが人気を博したこのファースト・アルバムは国内外のメディアから極めて好意的に受け止められ、独『Rock Hard』誌は「ドイツのロックン・ロール・シーンで最高のバンドの一つ」とさえも評した程だった。

活動が軌道に乗り出したかと思われた矢先の2014年、ステファンとディジーが脱退を表明してしまう。しかし、間もなくしてそれぞれのポジションにハーディ<b>、ノーマン・バイツ<g>の二名を新たに迎え、バンドは休む間もなく活動を継続した。

続く2015年はバンドにとっては飛躍の一年となった。2月に『Napalm Records』と契約を結んだことで更にメディアの注目を集めると、6月にはベルリンにて行われた欧州最大規模のサッカー・イベント『UEFA Champions League』決勝戦に合わせて開催された『UEFA Champions League Festival』の会場でのショウが実現。続けて同月、Harley-Davidson愛好者によるイベントで、約50万人のライダーとビジターで賑わったというバイク・イベント、『Hamburg Harley Days』にてパフォーマンスを披露。またスイスはルガーノにて開催された同イベント『Swiss Harley Days』にも立て続けに出演した。なおそれらのイベントと並行して、言わずと知れたドイツの重鎮ACCEPTのツアーのスペシャル・ゲストに抜擢され、ドイツやハンガリーなどで幾つかのショウをこなした。9月にはSODOMがヘッドライナーを務め、他にMYSTIC PROPHECY、STALLION、EVIL INVADERS、EVERTALEらが名を連ねた『Metallergrillen Open Air』にも参戦している。一方で自身のツアーにも精を出しており、多い時には月10本ものライヴをこなしていたのだから、彼らが如何にアグレッシヴで意欲的なバンドかが伺い知れるというところだ。

THE NEW ROSESの前身バンド時代を合わせると、累計ライヴ本数は300本以上にものぼり、ドイツ、スイス、オーストリア、スペイン等を中心に広範囲に積極的に足を運んでいたことから、ヨーロッパでは既にライヴ・バンドとしての認知度も高い。またそれらの中にはZZ TOP、ジョン・ロード(ex-DEEP PURPLE)、THE TEMPERANCE MOVEMENT、BLACK STONE CHERRY、THE QUIREBOYSといったアーティスト陣との共演も含まれている。

そうした多忙な日々の合間を縫って着々と制作が進められてきた待望のセカンド・アルバムは、「Dead Man’s Voice」というタイトルを冠された渾身の作品に仕上がった。かつてカヴァー・バンドとして活動してきた中で培われた力が遺憾なく発揮され、ロックン・ロール/ハード・ロックを基軸に、グラム、スリーズ、ブルーズやヘヴィ・メタルまで幅広いジャンルのフレイヴァーをまとい、ドライヴィング・ベースの効いた疾走チューンから渋みが強く哀愁漂うバラード調のナンバーまで、全編にわたりヴァラエティ豊富かつ高品質なロックを堪能することが出来る。

2016年2月には、地元ヴィースバーデンでのリリース・パーティーを皮切りとしたツアー、さらに翌月以降にはスイスのハード・ロック・バンドSHAKRAとのカップリングでドイツ、スイスの両国をまわるツアーが行われることもアナウンスされている。今後の活躍から絶対に目を離せない、ロック界期待の新星のニュー・アルバムは、国内盤ボーナス・トラックを加えてSPIRITUAL BEASTより2月にリリース予定となっている。

Websites:
http://www.thenewroses.com/
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