Line-Up:
ブライアン・ベリョ (Keyboards)
ホルヘ・セヘルスボル (Vocals)
ホルヘ・ヒギンソン(Bass and Panflutes)
ホスエ・カストロ (Guitars)
ディヴァディップ・チュンガ (Drums and Percussion)
Discography:
2013 RISE OF THE ANCESTOR (SINGLE)
2017 SOULDANCE
Biography:
ここ日本でも輸入盤が熱心なヘヴィ・メタル・ファンの間で話題となり、本邦デビュー・アルバムも高セールスを記録した、南米はペルーから登場したNAUTILUZの元メンバーが中心となって結成したメロディック・パワー・メタル・バンドによる、インカ文明を題材とした、一大メタル・オペラが遂に登場!豪華ゲスト陣の参加をはじめ、アルバム・リリース前にも関わらず多くの話題となっているこのデビュー・アルバムは、圧倒的なテクニックに裏付けされた完成度を誇り、キャッチーさとドラマ性も兼ね備えた楽曲が、メロディック・スピード/パワー・メタル・ファンのみならず、多くのヘヴィ・メタル・ファンの脳裏に一度聴いたら忘れられないメロディを刻み込むこと必至の充実の作品だ。このジャンルの音楽ファンであれば、そのサウンドに惹かれることは間違いないであろう。
2013年、突如ペルーから彗星の如く現れた美旋律メロディック・スピード・メタル・バンド、NAUTILUZのデビュー・アルバム、「LEAVING ALL BEHIND」において、曲作りとレコーディングにも参加していた、ホルヘ・ヒギンソン<b>が2012年6月にそのアルバム制作終了後にNAUTILUZから離脱して、翌年にANCESTRAL DOWNの母体は作られた。現在、このバンドのマネージメントを手がけているマーク・アストルガと共に、最初にこのチームに加わったのは、ホルヘの良き友人であり、共にNAUTILUZでも活動をした経験を持ち、その魅力溢れる歌声でANIMETALのカバー曲などを演奏していたバンドPEGASUSにおいても活躍していた、ホルヘ・セヘルスボル<vo>だった。彼等は同時に、音楽に対し一切の妥協を許さない思考と、バンドの作曲/作詞面の中心となるべく優れた才能を誇っていたホルヘの良き理解者でもあった。その為、彼等は全員で力を合わせると想像以上の音楽を制作できるという自信と確信を持っていたのだ。
同年12月、バンドは、1stシングル、「Rise Of The Ancestor」をスウェーデンのパワー・メタル・バンド、DRAGONLANDのヴォーカリスト、ヨナス・エイジャートを迎え、ダウンロードのみでリリースする。そのシングルは、多くのファンから熱烈な歓迎を受けたと同時にYouTubeで公開されたリリック・ビデオでは全世界のメタル・ファンからの熱視線を一挙に集めることに成功した。
そして、バンドは二人のホルヘをはじめ、ペルーの有名オーディション・テレビ番組で準優勝するなど、世界中の多くの国際的なドラム・コンテストでも優勝した経験を持ち、世界中でセッション・ミュージシャンとしても活躍する、ディヴァディップ・チュンガ<ds>、若くして、プロのクラシック・ピアノの先生でもあり、クラシック音楽とエキゾチックなラテンのビートを融合し、既に独自のスタイルを兼ね備えているキーボーディスト、ブライアン・ベリョ、ホルヘと共にPEGASUSのギタリストとして活動し、サウンド・エンジニアとしてバンドの音作りの中で重要な役割を果たしている、ホスエ・カストロ<g>の5人によって、現在のラインナップを完成させる。特にディヴァディップの正確さとパワフルなドラム・プレイには着目するものがあるが、それもそのはず、彼はプログレッシヴ・メタル・バンド、PLANET Xのヴァージル・ドナティやドラマーの世界ではその名を知らない者はいないほどの超絶ドラマーである、トーマス・ラングを師としているからだ。
その後バンドはアルバム制作にとりかかり、3年もの間、試行錯誤を繰り返し、自分たちの求める音楽を極限まで追求した。
2016年7月、パワー・メタル・バンドPRIMAL FEARで活動中の世界的ヴォーカリスト、ラルフ・シーパースをゲストに迎えた「StormHaze」をアルバム・リリースに先駆け、YouTubeにリリック・ビデオとして公開。そのリリック・ビデオは世界中で話題となり、これをきっかけに多くの人がANCESTRAL DAWNを知る事となる。11月には同曲のミュージック・ビデオも公開され、ミュージック・ビデオにはラルフ自らも参加しており、アルバムへの期待が更に高まった。
2017年2月、遂にバンドは待望のファースト・アルバム、「SOULDANCE」を完成させる。このアルバムは、ANCESTRAL DAWNによる、メタル・オペラ・プロジェクトということもあり、様々な豪華ゲスト陣を迎えて制作されている。1stシングル、「Rise Of The Ancestor」で参加したヨナスをはじめ、ANGRAやRHAPSODY OF FIREで活動していたファビオ・リオーネ<vo>、MASTERPLANで活動中のリック・アルツィ<vo>、同じくMASTERPLANで活動し、以前HELLOWEENにも在籍していたローランド・グラポウ<g>、 以前RISING FORCEやROYAL HUNT、DOKKENなどに在籍していた、マーク・ボールズ<vo>、AVANTASIA、KISKE SOMERVILLEで活動中のアマンダ・サマーヴィル<vo>、ペルーの女性シンガー、ナタリー・マルコッチなど、それは、そうそうたる顔ぶれとなっている。デビュ−・アルバムにして完成度の高いこのアルバムは、アメリカ大陸、ヨーロッパでもリリースされることが既に決定しており、日本/アジアにおいては、SPIRITUAL BEASTより3月にリリースされる。バンドは、将来ゲスト参加している全員を迎えてのライヴやツアーをすることも念頭に、今後、積極的な活動を開始する予定である。