HOLYCIDE2020.02.14

Line-Up:
デイヴ・ロットン Dave Rotten (Vocals)
ミゲル・バレス Miguel Bárez (Guitar)
ダニ・フェルナンデス Dani Fernández (Bass)
サルヴァ・エステバン Salva Esteban (Guitar)
ホルヘ・ウトレラ Jorge Utrera (Drums)

Discography:
2013 No Escape (Demo)
2015 Toxic Mutation (EP)
2017 Annihilate… Then Ask!
2020 Fist to Face

Biography:
HOLYCIDEは、AVULSEDのヴォーカリストでもあり、『Xtreem Music』のレーベル・オーナーでもある、デイヴ・ロットン (CHRIST DENIED, PUTREVORE, etc..) が率いる、スペインの首都マドリードで2004年に結成されたスラッシュ・メタル・バンドである。

2013年に2曲入りデモ 『No Escape』、2015年に6曲入りEP 『Toxic Mutation』、2017年にファースト・アルバム 『Annihilate… Then Ask!』をリリースしたバンドは、このファースト・アルバムで新しいサウンドに敏感に反応する世界中のスラッシュ・ファンにその名を知らしめることになる。また、数多くのウェブジンやマガジン等で紹介されたこのアルバムは『Thrashmania』で、126枚のアルバムの中から、KREATORのアルバム『Gods of Violence』などを抑え、2017年の最高のスラッシュ・メタル・アルバムに選ばれ、デビュー作とは思えないほどの反応を得ることになる。その後、FLOTSAM&JETSAM、ONSLAUGHT、DRI、EXUMER、HELSTAR、GOD DETHRONEDなどとショーやツアーを共にしたバンドは、さらに強烈でアグレッシブなアルバムを作るべく、レコーディングに入り、ここにセカンド・アルバム『Fist to Face』を3年ぶりにリリースする。彼らの基本であるトゥルー・スラッシュ・メタルは、さらに進化を遂げ、強靭なスラッシュ・リフとヴォーカル・アレンジ、高度なテクニックなど、聴き応え十分の充実の内容になっている。中でもテクニカルな曲展開は、VEKTORにも似た雰囲気を持っているのが実に興味深いところだ。

『CADILLAC BLOOD STUDIOS』でアンディ・コボスの手によって作られたサウンド・プロダクションは、80年代を彷彿させる生音を重視したサウンドと現代の技術を組み合わせた力強いサウンドになっており、またカヴァー・アートはIRON MAIDENのデザインの大部分を手がけている『Akirant Illustration』によるものだ。

Website:
https://www.facebook.com/holycide/