Line-Up:
Martin Bengtsson – マーティン・ベンソン (Vocals, Guitars)
Fredrik Nordstrandh – フレドリック・ノルドストランド (Guitars)
Martin Karlsson – マーティン・カールソン (Bass)
Kristian Wallman – クリスティアン・ウォルマン (Drums)
Discography:
2005 Lechery (Demo)
2006 Promo EP (Demo)
2007 Violator
2011 In Fire
2018 We Are All Born Evil
*Martin Bengtsson
1997 Armageddon – Crossing the Rubicon
1998 Arch Enemy – Stigmata
Biography:
スウェーデンはハルムスタット出身。結成は2004年だが、その萌芽はマーティン・ベンソン<vo/g>がArch EnemyとArmageddonを脱退したとき既に生まれていた。活動を開始した4人のメンバー、マーティン・ベンソン、フレドリック・ノルドストランド<g/key>、マーティン・カールソン<b>、ロバート・パーソン<ds>は、それぞれ以前に別のバンドで共に活動したことのある仲だった。2005年に4曲入りのデモを、2006年には3曲入りのデモをレコーディング、後者は『Sweden Rock』誌で絶賛された 〜「このLECHERYという名のバンドのデモは、いままで評価した中でもおそらく最良のものだ。前のデモを70年代的なごちゃ混ぜと言ったのは取り消さなければならないだろう — 彼らはヘヴィ・メタル・バンドとして還って来た。これは本物だ、ブリティッシュのヘヴィネス、アメリカンなメロディ、そして80年代の香りがそこかしこにある。楽曲、パフォーマンス、プロダクション、このデモのすべてがオフィシャル・アルバムとして充分に通用するし、おそらく近いうちにそうなるだろう。バンドの出身地? 元Arch Enemyのベーシストがマイク・スタンドの後ろにいることを考えれば、ハルムスタットだろう」エリック・トンプソン〜 これによりにわかに注目を集めることになったバンドはデモを各地のレーベルに送り、ドイツの『Metal Heaven』との契約を締結すると、地元ハルムスタットにてデビュー・アルバムのレコーディングを開始する。プロデューサーに迎えられたのは、Arch Enemy、Spiritual Beggars、Armageddonなどを手掛けてきたリカルド・ベンソンだ。彼はLECHERYの2本のデモをもプロデュースしており、その仕事ぶりが気に入っていたバンドにとって、自分たちの音楽を理解してくれる彼と再び一緒に仕事をするというのは自然な選択だった。また、楽曲にすぐれたアイディアを提供してくれる存在でもあった。リカルドがミックスも手掛けたデビュー・アルバム「Violator」は、日本盤ボーナス・トラックを1曲追加収録して2007年12月、SPIRITUAL BEASTより世界に先駆けてリリースされた。2011年8月にはセカンドアルバム 「In Fire」をリリース。 「In Fire」は 「Violator」よりもはるかに多様で、それでいて最高のヘヴィ・メタル・アルバムとして、各国のプレスやヘヴィ・メタル・ファンの間で前作を上回る評判となった。バンドはそれ以降、ヨーロッパを中心に多くのフェスティヴァルに出演するなど、スカンジナビア半島や東ヨーロッパにおいても数回のツアーを行った。そして今作、ヨーロッパ・リリースから遅れること3ヶ月、遂に日本盤がSPIRITUAL BEASTよりリリースされる。彼らは現在日本ツアーを7月に日本のSOLITUDEと行う予定をしており、今後さらに、日本をはじめ、世界中の多くの新しいファンを獲得していくであろう。