EXISTANCE2017.04.13

Line-Up:
アントワーヌ・ポワレ (Guitars & Backing Vocals)
ジュリアン・ロビラール (Bass & Backing Vocals)
ジュリアン・イザール (Lead Vocals & Guitars)
ニコラス・マルティノー (Drums & Backing Vocals)

Discography:
2010 Demo (demo)
2011 Existance (demo)
2014 Steel Alive
2016 Breaking The Rock

Biography:
フランスはパリの北約60kmの位置にあるクレルモンという小さな町から登場した若き4人組、EXISTANCEは、80年代のヘヴィ・メタルのスピリットを継承すべく、2008年にジュリアン・イザール<vo/g>とトーマス・ドルーアン<b>を中心に結成された。

イザールという名字に聞き覚えがあるというマニアもいるかもしれないが、「カエルの子はカエル」という言葉通り、ジュリアンは他ならぬフランス産スピード・メタル・バンド、H-BOMBのシンガー、ディディエ・イザールの息子なのだ。1983〜86年という短い活動期間にも関わらず、フランスを代表するバンドとして80年代のヨーロッパのヘヴィ・メタル・シーンに大いなる足跡を残したH-BOMBは、公式にはEP「Coup De Metal」とアルバム「Attaque」しか残していないにも関わらず、今日でも様々なブートレッグ・アルバムが出回っていることが、彼らのステータス、そして次の世代のバンドに与えた影響を証明していると言えるだろう。そして、そのイザール・ジュニア、ジュリアン率いるEXISTANCEもまた、その影響を受けたバンドの一つなのだ。

ジュリアンは語る「俺が生まれたときにはH-BOMBは既に解散していたけど、父の音楽的嗜好は俺に影響を与えたし、それが80年代のヘヴィ・メタルを好んで聴くきっかけとなったのは間違いない。父は俺が彼の後を継いで活動することを望んでいて、自らの経験に基づいて様々なことに関してアドバイスをくれたんだ」

2009年にはラインナップも固まり、バンドはSAXONやTHIN LIZZYなどのカヴァーをプレイしながらリハーサルを重ね、バンドとしてのテクニックやサウンドを固めていく一方で、オリジナル曲も書き始めた。翌2010年にはファースト・デモを発表。4曲が収録されたこのデモを手に、バンドはフランス国内でのライヴ活動を開始、各地でのフェスティヴァルでもプレイする。翌2011年に入ると、バンドは再びスタジオに入り、8曲のレコーディングを行う。ジュリアンによれば”デモ・アルバム”だというこの作品だが、最終的に通常のアルバムともいっていい程の仕上がりになったため、「Existance」と名付けられ、まずは自主制作にて発表された。この二作が国内外で高く評価されたこともあり、バンドは翌2012年にはRHINO BUCKETのような国外のバンドから、VULCAIN, BLASPHEME, ADX, KILLERSといったフランスを代表するバンドと共にかなりの本数のライヴを国内で行った他、BITCHやEAR DANGERといったカルトなバンド達と共にベルギーやオランダにも足を伸ばしたりもした。

ドイツでのツアーを次なる目標に掲げたバンドは、いくつかのレーベルにコンタクトを取ると、ドイツ『High Roller Records』よりオファーが届き、間もなく契約が成立した。こうして2012年4月、「Existance」は同レーベルよりCDとアナログ盤でリリースされた。なお、このリリース後、ギタリストに現在まで在籍するアントワーヌ・ポワレ、ドラマーにアレックス・レヴィヨンが加入した。

2013年の前半をソングライティングやリハーサル、楽曲のファインチューニングに費やしたバンドは、同年9月、再びスタジオに入り、正式なデビュー・アルバムとなる「Steel Alive」のレコーディングを開始する。フランス北部のアム=アン=アルトワにある『Boss Hog Studios』でレコーディングとミックスが行われ、ANVILからDOKKEN, HALFORD, SEPULTURA, DENNER/SHERMANNなどを手掛けてきたマオー・アッペルバウムがロサンゼルスでマスタリングを行って完成した。2014年4月にベルギーの『Mausoleum Records』からリリースされたこのアルバムを手に、バンドはツアーを開始。ベルギーの『PPM Fest』(SAXON, THERION, FATES WARNING etc)、オランダの『Dokk’em Open Air』(GAMMA RAY, METAL CHURCH etc)などに出演した他、VULCAINやVANDENBERG’S MOONKINGSのサポートとしてもショウを行った。

2015年春には、ドイツはケルンの『Cologne Metal Invasion』(AXXIS, WISDOM, TRI STATE CORNER etc)に出演した他、ベルギーではJoe Lynn Turnerのサポートを務め、SKULL FISTとEVIL INVADERSのヨーロッパ・ツアーのフランス公演のサポートも務めた。その後、立て続けにトーマスとアレックスが脱退するも、夏からはニュー・アルバムのリリースに向けたソングライティングも開始。また、9月にはサポート・メンバーを迎え、フランスやドイツでもライヴを行った。

2016年3月になって、リズム隊の後任としてジュリアン・ロビラール<b>とニコラス・マルティノー<ds>が加入、新たなラインナップが完成した。そして5月には再び『Boss Hog Studios』にてレコーディングを開始。元LYZANXIAのドラマーで、同スタジオのオーナーでもあるクレマン・デクロックがミックスを、マスタリングも再びマオー・アッペルバウムが手掛けて完成したこの「Breaking The Rock」で、バンドは待望の日本デビューを飾る。2016年12月、SPIRITUAL BEASTよりリリースされる日本盤には、ボーナス・トラックの追加が予定されている。

なお、バンドはそれと前後して、2016年10月には、DYNAZTYと共にオランダ、ベルギー・ツアーを行った他、年明けにはSATAN JOKERSとのコ・ヘッドラインによる『Satan’s Fest』への出演が予定されているなど、積極的なプロモーション展開を進めている。

Websites:
http://www.existanceband.com/
https://www.facebook.com/existanceband